Deep Front Line を機能させる

Deep Front Line(DFL)を機能させることで、立位におけるCoreが機能しやすくなることを前回お伝えしました。

では、どのような状態でDFLが機能しやすいか。

①各関節が安定している

②仙腸関節のmobilityがある

③胸郭が拡張する


以上条件を満たすことができればDFLが機能し、Coreの機能が高まります。

①について

可動性の改善を図ります。

硬さが出ることで関節の正しい運動が損なわれ、結果関節が不安定となります。


②について

仙腸関節を動かすためのエクササイズを実施します。

仙腸関節とは骨盤を繋ぐ関節のことで、仙腸関節の動きがCoreのスイッチとなります。




③について

胸郭の拡張を促します。胸郭とは肋骨全体のことです。

胸郭が拡張することで、呼吸時に横隔膜が機能しやすくなりCoreに力が入りやすい状態となります。

これらの身体の基礎を作ることことが、トレーニングをする上で非常に大切です。

理学療法士✖️バスケットボール

理学療法士が考える身体理論とトレーニング

0コメント

  • 1000 / 1000